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皆さま、本年2025年もよろしくお願いします
昨年の総選挙は公明党としては大変厳しい結果となり、自民・公明の連立政権は少数与党という極めて困難な状況となり、
まさしく今、政策決定、その遂行に厳しい局面を迎え、一歩間違えば大変危惧すべき状況になりかねません。
世界的に昨今の政治や選挙を取りまく環境は、分断・対立「分極化」が進んでおり、日本もその傾向にあると指摘されています。
すなわち、常識的かつ穏健な民主主義的な主張する中道主義より、過激な左右に分かれる主張が影響力を持つ傾向であり、
アメリカ大統領選しかり、韓国では大統領弾劾など激しく与野党が対立し、ヨーロッパ諸国の動向もそうなっています。
国内でも先の衆議院選挙では、政治とカネの問題で与党には不利な状況ではありましたが、
それ以上にSNSを駆使し実に消費税をゼロにするなどと訴えたバラマキ的な主張や、近隣諸国との友好関係の構築より、
過度にイデオロギー的な主張をする政党が伸びました。
今後もこのような傾向が続けば、場当たり的かつ単発的な無責任な公約を並べる政党やそのコアな支援者が虚実織り交ぜたSNSで有権者に訴求し
議席を獲得していくことになり、シングルイシューではなく、国家及び国民生活の諸課題全体を視野に入れて政治を進める責任政党が衰退するかもしれません。
今、国内的にはデフレ脱却と円安、賃上げを図り庶民生活を守るための物価高対策、頻発する自然災害への対策強化、少子高齢社会への対応。
また、グローバルな平和構築の視点に立てば、泥沼化しているロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ地区への攻撃、
極東アジアの安全保障など脅威が続く中での日本の果たすべき役割など、内外の政治課題は山積しております。
こういった課題に向き合い先送りできない懸案に対処していくためには、政権の安定が最も重要であります。
公明党は国会議員、地方議員が対等の立場で緊密に連携するネットワーク政党であります、
国においては責任与党としての役割を果たし、地方に知事、市町村長の皆様方や各種団体や地域の皆さんとともに
住民目線での協働を図り、分断と対立から協調へ、小さな声に応えていくことに徹し、
今後も全力であらゆる活動に取り組んでまいる決意でございます。 結びに何卒、本年も皆様方の変わらぬご指導、ご鞭撻賜りますことをお願いするとともに、
2025.1.17 山口 勝
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